2023/02/02 19:38




CX Geometry Travel...
Goal is Station TripleS Truck
CX構造と聞くとカーバーのパクリでしょ?
っ答えしか聞こえない悲しいCX構造。
構造名がCXでなければ間違わないけど。
カーバーが最初に作った変形型RKPのフロントトラック。
それがCXで、この構造はRKPに入る。急激に曲がるようピボット角を立ち上げた形になります。
現在は構造を利用した、より曲ったり安定したり不具合を解決した最新版を沢山のメーカーが開発中。
昨年より愛用しているStation TripleSは本当に良く出来ているので説明したいと思います。
まず、アクセルシャフトの高さの違い。
こんなに高いからライザー無しでも当たらない。
次にキングピン。カーバーCXもCXクローンもキングピンがハンガーから飛び出しすぎて当たる。
Stationは当たらない。
最後にめちゃめちゃ大事なウィールベース。
2枚目の写真のプレートから出てるビスとアクセル位置。
これはかなり良くて、ウィールベースが短くならない。
3枚目はCXクローン。比べてみるとアクセルの位置がかなり後ろよりにセットバックしています。
これって全く良くなくて、板本来の乗り味とは少し変わります。
これってダブルキックには使えなくて、スカスカした変な感じになります。
もしかしたらCarver社がフルサイズのデッキでは無く、クルーザータイプな理由なのかも知れないですね。
細かい仕様の違い。これらが上手く作用して
StationのTripleSは元祖CXの切れづらく重たい感覚を排除したレスポンシブで曲がりの角度も良く、滑りは全く別の高性能になっています。
フラット、クルーズ、スラローム、ストリート、バンク、パーク、ランプ。何処でもサーフできるトラック。
動画を見てもらえたら分かりますが全局面でしっかり乗ってテストしています。
CX構造で使えるのは Station TripleS だけという結論。
という理由からWAVESKATESも採用しています。
同じ事もスイング式に言えます。
バネ式スイングよりもブッシュ式スイングの方が全然良くて、新しいスイング式は全く別ものに感じます。
メーカーによる違いは沢山ありますが、
1番グラグラするのがYowのスイングだと感じました。
流行りや売れてるものだけ見てると全く気が付かないけど
本当に良いものって流行らず隠れてる。
いつもそんな気がします。
ただ性能だけが全てじゃなくて、値段帯やそのブランドがもつイメージみたいなのも含めて流行りがある。
性能だけ見るのは間違いだけど
用事があるのは製品で命がけのライディングをやれるか?やれないか?そんな目線でしか製品は見ない。
これから本当に上手くなったり
サーフィンと合わせた知識を活用するには
ブランド志向だと限界がある。
製品への拘りが上達にも知識の変容にも大切な時代になると思います。
そのリッピング。
何故、全てのトラックで試さないのか?
違いが何なのか?曲がり方の違い。
良いところ、悪いところ。
サーフスケートトレーナーて資格を作るなら
TKP.RKP.CX.Swing...全てを勉強して頂こう。
1つしか乗れないじゃ トレーナーでも何でもない。